評価性能は10分野 |
評価書では、性能のレベルがどの程度であるかを、数段階の等級や数値により表示します。等級の数字は、大きいほど性能が高くなります。
@構造の安定に関すること(必須事項)地震、暴風、積雪に対して、「損傷防止」・「倒壊等防止」という2つの目標が達成できるような構造躯体の強さを、どの程度確保しているかを評価、表示します。
人命や財産を守るために、早期に火災を感知し、安全に避難や脱出が出来るか、また、外壁・床・屋根等がどの程度火に強いかを評価、表示します。
構造躯体に使用されている材料について、劣化を遅らせるための対策がどの程度講じられているかを評価、表示します。
構造躯体や仕上材を傷めずに給排水管・給湯管・ガス管の点検等を行うための対策や、共用排水管の更新を行うための対策などについて評価、表示します。
住宅の断熱、気密化対策や、結露の発生を抑制するための対策について評価、表示します。
室内の水蒸気やホルムアルデヒドなどの化学物質の濃度を低減するために、建材の選定・換気方法が、どのように講じられているかを評価、表示します。
居室の開口部の面積と、それぞれの開口部がどの方位に、どのような割合で設置されているかを評価、表示します。
共同住宅の床・界壁の遮音性や窓の遮音性を高める対策が、どの程度講じられているかを評価、表示します。
ただし、遮音性能は様々な要因により設計段階でその性能を正確に予測することが困難なため、この事項は全てオプションになっています。
高齢者等への配慮のための対策として、移動時の安全性・介助のしやすさがどの程度講じられているかなどを評価、表示します。
住宅の開口部を接近の容易性に応じ区分し、それぞれの区分に含まれる開口部が、どの程度侵入防止対策が講じられているかを評価、表示します。