評価協会

平成22年度 建設住宅性能 評価書(新築)データ (共同住宅等)

4.維持管理・更新への配慮に関すること

4-1 維持管理対策等級(専用配管)

専用の給排水管・給湯管及びガス管の維持管理(清掃、点検及び補修)を容易とするため必要な対策の程度
等級3 掃除口及び点検口が設けられている等、維持管理を容易にすることに特に配慮した措置が講じられている
等級2 配管をコンクリートに埋め込まない等、維持管理を行うための基本的な措置が講じられている
等級1 その他
該当なし 等級1 等級2 等級3 合計
戸数 1 3,921 50,339 19,722 73,983
% 0.0% 5.3% 68.0% 26.7% 100.0%

一戸建ての住宅の配管や共同住宅等の各住戸の専用部分の配管について、維持管理のしやすさを評価するものです。
ここで取りあげている対策には次のものがあります。

  • a. 共同住宅等で他の住戸に入らずに専用配管の維持管理を行うための対策
  • 例)他の住戸の専用部分に当該住戸の配管をしないこと
  • b. 構造躯体を傷めないで点検及び補修を行うための対策
  • 例)配管が貫通部等を除き、コンクリート等に埋め込まれていないこと
  • c. 構造躯体も仕上材も傷めないで点検、清掃を行うための対策
  • 例)適切な点検のための開口や掃除口が設けられていること

ここでは上記の全ての対策を講じたものを等級3とし、a 及びb の対策を講じたものを等級2としています。等級が高くなるほど、より多くの対策が講じられていることを表しています。