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住宅性能評価 事例読本

大阪

追跡調査 case05 大阪府・木造・F様邸 夫婦+子ども2人

成長し快適さが増す木の家

ホール自体も広くしてあるので天気の良い日はこんな風にごろ寝ができる

建てて終わりではなく、そこから長く快適にどのように住むか

快適すぎる、というのが素直な感想です。冬の暖かさ、夏の涼しさ、湿度も絶えず最適なので、他の環境、例えばホテル室内の乾燥などが苦痛に感じるようになってしまいました。
木の家は年々成長しますよ、と建築して頂いた社長さんに言われたのですが、今年で三年目、その成長を実感しています。
一年目あたりは梁とかの木の割れる音が響くのですが、それは徐々に良い形に定まっている証です。最近は音も減り、どんどん快適さが増してきました。
断熱や気密性も良いので、エアコンを稼動させることが少ないです。そのため、光熱費が月三千円以内済むことが珍しくないほどです。床を無垢材にしてそれに土間下から断熱材も入れたので、冬場は床下エアコンだけで足から暖かくなります。
リビングが吹き抜けで南に採光用の大きな窓があるのですが、天候の良い日中は壁に光があたってすーっと移動したり、夜は月がちょうど良い角度で見えたりと、家の中にいてちょっとした贅沢な眺めが楽しめます。
子供も家が大好きですし、私自身も仕事が終わったら早く家に帰りたいという心境になります。ご近所さんもよく招いて一緒にご飯を食べていますね。
普通の家なら五年もすれば何かどこかは劣化していくのでしょうが、長期優良住宅の住まいなので安心感があります。
もちろんそれは初期投資の形となりますが、長い目で見れば(減税などもあり)やはりお得ですし、工務店さんとの日頃の信頼関係があれば、自分たちではわからないこともすぐに対処して頂けます。
正直、私も維持管理に関しては社長さんに丸投げ状態です。社長さんのフェイスブックでつながっている。電話よりも気軽でありがたいです。たまに、「いいね」したりしてますよ。
言葉通り「長期優良」の家だと、この三年住んでみて確信しました。子供たちの代、いえそれ以上に、末永くいけるとこまで住みたい空間です。

ギャラリー

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施工会社担当者より

ダイシンビルド 担当 清水さん

土地に根差し世代を超えて、
より長く快適に住むための家作りを目指しております

ダイシンビルド 担当 清水さん

必ず現地に行き、見て、その場所を把握したうえで、お施主様のご要望を重ねます。現地の状況でいろいろとかわりますので、この土地の場合ならこういう風にやろうと決めていきます。
ヒアリングに、ご要望をまとめるシートもご用意しておりますので、それに基づいてプランを作成します。それから頭の中でその家に住み歩いてみる、というシミュレーションをします。そうして最適な住環境を導き出しております。
住宅性能表示制度や長期優良住宅認定制度の利用は標準でつけています。快適さだけではなく、長期の使用に耐えうること。それがなければ住まいとして意味はないでしょうから。今後は省エネをさらに充実させたいですね。土地に根差し世代を超えて住む家が理想だと思います。

ポイント

基礎や土間下にも断熱材を入れた構造なので、温度を一定に保つことに優れている。さらに熱や湿度も遮断し、外気に左右されにくい。その快適さが廊下や風呂場、どこでもかわらず、体への負担が少ない。

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