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住宅性能評価 事例読本

東京

CASE18 低炭素 家の中に長く居てもあきない家 東京都・木造・N様邸 家族構成:夫婦

夫婦ふたりの暮らしやすさを考えた家

この家の良さの一つが、広すぎないということ。老夫婦の私たちにとっては、広いと移動や掃除が大変。とはいえ暗くて狭苦しいと、家にいる時間が長いぶん息が詰まります。そこで日当たりのいい二階をリビングにして、出来るだけ家具を置かなくて済むよう収納を多めにとりました。妻のお気に入りは、出し入れしやすいニッチとパントリー。ふだんは夫婦だけでコンパクトに暮らしていますが、お盆や年末年始には子どもや孫が来るので、遊び場や寝室として使えるロフトも作ってもらいました。
また、省エネルギーの家にしたいと施工会社さんに伝えたところ、標準仕様で低炭素建築物認定制度の認定が取れると聞いて、「高性能だという証明書になれば」と申請することに。冷暖房など光熱費は以前の半分になり、助かっています。

ギャラリー

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施工会社担当者より

アセットフォー 担当 大羽さん

土地にあわせた制度の選択

アセットフォー 担当 大羽さん

FP(断熱パネル)を使用した家を専門に扱う地域の施工会社で、健康に寄与する住まいとして高断熱、高気密住宅を木造在来工法で提供しています。
性能の良い住宅を建てるにはしっかりと施工する必要がありますが、地元の施工会社なので完成まで常に目を配ることができますし、地域のアフターフォローもしやすい。中途半端に断熱をすれば見えない部分が結露して腐り、短命になるため、確実な作業が欠かせません。それをお客様にわかりやすくするための制度だと考えています。

ポイント

低炭素建築物認定制度の設計一次エネルギー消費量は次の計算で求められています。

設計一次エネルギー消費量の計算イメージ

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