HOME > 書籍・パンフレット > 住宅性能評価 事例読本 > 都道府県別事例一覧 > 都道府県別事例 北海道・東北 > 山形

住宅性能評価 事例読本

山形

CASE09 長期 いつも裸足でいられる家 山形県・木造・K様邸 家族構成:夫婦+子ども2人

自然に包まれたあたたかみのある暮らし

我が家があるのは冬場の冷え込みが厳しい土地ですが、私は輪をかけて寒がりなんです。以前住んでいた社宅は隙間風が入るし、暖房をつけていても冷える。家を建てるなら高断熱、高気密の暖かい住まいにしたいと思ってきました。この家はエアコン一台でも暖かいですが、吹抜けのリビングは床暖房のおかげで包み込むような優しい暖かさが感じられます。床暖房のない部屋も水回り以外は床に杉の無垢材を使っているせいか、冷たさを感じません。吹抜けからつながる階段上には第二のリビング(ファミリースペース)を作りました。今は遊び場になっていますが、成長につれて役割を変えていくでしょう。塗り壁や木の梁など自然の質感にあふれたこの家で、健やかに成長してほしいと願っています。

ギャラリー

住宅事例集のPDFはこちら

施工会社担当者より

クリエイト住宅 担当 池田さん

希望の性能を満たしデザインにもこだわりを

クリエイト住宅 担当 池田さん

東北地方は寒い期間が長いので、省エネでいかに冬の暖かさを確保するかが課題でした。また高さ制限があるので、K様の希望通りの外観や太陽光発電設置を実現するには、屋根の角度なども工夫する必要がありました。性能だけ条件を満たせばいいわけではなく、やはりデザイン性も重要です。長期優良住宅の場合、通常の家よりも建築費用はかかりますが、ローンや税制上の優遇もあります。結果的に長く快適に住むことができるのではないでしょうか。

ポイント

認定を受けた長期優良住宅については所得税の特別控除(住宅ローン減税)、登録免許税、不動産取得税、固定資産税などの優遇(控除・軽減)、【フラット35】Sの金利優遇など、さまざまな国等の支援策が用意されています。

詳細はこちらをご覧ください。http://www.mlit.go.jp/common/001034544.pdf

このページのTOPへ